原発事故避難者住居明け渡し強制執行催告の経過(4/7,8,18)

【4/7最新報告】
東京東雲住宅で福島県から強制執行催告を受けた原告当事者の方は、退去し次の住まいに移られ、4/8強制執行が回避されたとのことです。
今後、裁判手続きや署名集約等について、加筆報告していきます。

【4/8執行】
4月8日、原発避難者住宅追い出しを許さない会や報道によると、東雲住宅には東京地裁執行官と運送業者が2世帯の住宅に入り退去済みで残置物あったものを搬出したとのことでした。支援団体と連携していた世帯の他に、強制執行催告の対象世帯があったが執行当日まで判明しなかったことから、当事者世帯がどのような苦難に直面したのか、今後同じような苦難が起こるのかと、懸念されます。

【4/18上告手続き】
「原発避難者住宅追い出しを許さない会」熊本美彌子さんより報告をいただきました。
「皆様いつもご支援いただきありがとうございます。
今年1月15日に仙台高裁で控訴棄却された避難者の住宅「追い出し裁判」は
昨4月18日最高裁へ上告理由書、上告受理申立理由書を提出し手続きを終了致しました。
これで最高裁の決定を待つことになります。
 この間 福島県が福島地裁の仮執行付き判決に基づき未退去の1世帯に退去の強制執行を行い、苦渋の決断の末、執行前に退去いたしました。
皆さまにご心配をおかけし抗議声明、抗議行動、カンパ、署名など、ありがとうございました。
福島地裁、仙台高裁では審理を尽くしたとはとても言えない状況でしたので、
棄却されないように願っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
          原発避難者住宅追い出しを許さない会 熊本美彌子」

当会も、引き続き注視、連携していきます。