7/16オンライン交流会~原発事故避難の現在地とこれから
東京電力福島原子力災害11年目。東電刑事裁判控訴審結審、原発賠償4訴訟の最高裁判決、東電株主代表訴訟判決、そして若い人々による311こども甲状腺がん裁判の提訴と、私たちはいくつもの重要な局面を迎えています。今、私たちはどこにいて、どこに向かっていこうとしているのか? 希望につながる種はどこにあるのか? 深く感じて、次の一歩を見出したいーーそんな想いで、今回の避難者交流会を開催します。除本理史さん、森松明希子さんのお二人に話題提供をいただき、共に考える時間を持ちたいと思います。みなさま、どうぞご参加ください。
日 時:2022年7月16日(土)20:00~22:00
*19:00~「避難の権利」を求める全国避難者の会総会があります。
話題提供:
除本理史さん「福島原発事故賠償に関する中間指針等の見直しに関する提言」について
森松明希子さん「原発事故避難――私たちが望むこと」
対 象:原発事故避難経験者
参 加:無料
申込み: http://ptix.at/zsLr3I
開催方法:ズームによるオンライン開催。お申込みいただいた方に後日
ズームURLをお送りします。
主 催:「避難の権利」を求める全国避難者の会
◆除本理史さんプロフィール◆1971年生まれ。大阪公立大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学)。専門は環境政策論・環境経済学。公害・環境被害の補償と被害地域の再生などを研究。東日本大震災後は、公害問題の教訓を踏まえ、福島原発事故の賠償や復興政策について調査研究を進めている。2009年環境経済・政策学会賞奨励賞受賞。岩波書店『環境と公害』編集同人。20年より日本環境会議副理事長。著書に『きみのまちに未来はあるか?:「根っこ」から地域をつくる』(共著、岩波ジュニア新書、2020年)『公害から福島を考える:地域の再生をめざして』(岩波書店、2016年)、『原発賠償を問う:曖昧な責任、翻弄される避難者』(岩波ブックレット、2012年)など。
◆森松明希子さんプロフィール◆福島県在住中に東日本大震災及び福島原子力惨禍に被災。0歳と3歳の2児を連れて大阪へ国内避難(母子避難)。東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰。原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表、原発賠償関西訴訟原告団代表を務める。国内外で講演を続け、災害による被災者・避難者・原発事故被害者の人権について訴える。2018年スイスジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ。参議院東日本大震災復興特別委員会に参考人として招聘され、被災当事者として陳述を行う。「黒田裕子賞」受賞。著書に『母子避難、心の軌跡』(かもがわ出版、2013年)、『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(文芸社、2021年)など。 意見陳述書(全文)@原発賠償関西訴訟第33回口頭弁論期日(2022年5月26日)#森松明希子