2016年11月8日 4団体 政府交渉記録 その38(最終)
(承前)
司会:国としての再検討の返事ということで、復興庁さんですかか内閣府でしょうか? 私が言うのもなんですけれども、最低限のマナーと思って、ご返答いただければと思います。
松本:なぜ返事できないんですか?
今野:総理が寄り添うといっているのだから。内閣府やりなさいよ。福島県民に寄り添うって言ったでしょ。
宍戸:沈黙していないでせめて相談しては。黙ってたら答えでないでしょ。相談してくださって結構ですよ。
宇野:そうです、私たちの命を救うのは、やっぱりそのためには本当にみなさん仲良く話し合って協力していただけたらと思います。・・・内閣府さんですか? 復興庁さんと相談されますか?
松本:どこが責任者になってくれるのか?
宍戸:私たち、誰にものを言えばいいんですか。誰にものをいえば、生かしてくれるんですか?
(復興庁田淵さんが内閣府高相さんのところにいき相談)。
司会:私たちに沿った答えをくださいというわけではなく、返答くださいということですので、そのことは最低限のところでお願いしたいところです。
(復興庁・内閣府で相談中)。
宇野:あの今回なんで回答がない、回答できる方がいらっしゃらないということが起こったんでしょうか? そもそも。
復興庁田淵:復興庁の方で、調整したいと思いますんで。
会場:(拍手)
宇野:よろしくお願いします。
司会:4団体の窓口は中手さんの連絡先がでているので、それでよろしいでしょうか。はい。では国の方には改めて質問書は出しませんので、この用紙に対しての、特に3番ということですね。
宇野:3番と回答なかった部分に関して。また、もしよければですね、本日回答いたただいた部分で原稿があるようですので、ぜひ原稿を文書でいただけると私たち書き起こしの手間が省けますのでよろしくお願いします。特に1の5番はください。確認なんですが、今まで回答できる方がいないということはなかったのですが、どうして今回こういうふうな形になっていますでしょうか? あの皆さん要望書そのものは、すべての省庁にいって、自分の関係するところをやると。その調整というのはどなたがされているんですか? ・・・あまりそういうのはない・・・?
内閣府:私が承知している限りでお話をいたしますと、先生の事務所から要望内容をいただき、関係しそうな部署が対応しましょうということで、おのおの多分およびがかかっている状況なんだと思います。ここにきている人間は自分はこの項目で、とあって一生懸命お答えになっていると。ひょっとすると依頼の中で漏れている部分があるかもしれません。
会場:交渉統括するところはどこなんですか?
内閣府:そういうところは承知していない。先生の事務所の方からご依頼をいただいて参っているということでございます。
宇野:それでは、今後も私たちこういう話し合いをぜひ持たせていただきたいと思っています。今回私たちが問題にしたこと、本当に数か月後に大勢の人たちの命に係わる問題で来ておりますので、本当に早急に対応をしていただきたいんです。聞き置くのではなく対応をしていただきたいんです。ぜひ延期、そして、今後の原発事故の避難者に対する住宅保障というのを、ゼロから、私たちとともに考えなおしてください。本当にこの要望の3番目、ぜひ、今日がその1歩となるように願いまして、きちんとした回答を今月中にいただけますよう重ね重ねよろしくお願いいたします。
会場:(拍手)
司会:長時間になりました。これで、災害救助法に基づく応急仮設住宅・みなし仮設住宅の無償供与継続と東京電力原子力災害被災者救済のための住宅保障を求める政府および福島県への交渉を終了いたします。1時間超過いたしました。大変お忙しいところをお時間いただきまして、ありがとうございました。
交渉団:ありがとうございました。
(以上、終了)