2016年11月8日 4団体 政府交渉記録 その21

(承前)

司会:福島県、福島県の方に今のお話を少しご説明頂ければというご意見がありますのでよろしいでしょうか?

福島県新妻:福島県の避難地域復興局の新妻と申します。延長の協議につきましては、今内閣府さんの方からお答えがございましたが、毎年協議をさせていただいておりまして、27年6月に今回の29年3月で避難指示区域外の方々については、終了するという形で協議をさせていただいてます。その理由でございますが、いま内閣府さんがおっしゃってる通りでございまして、いわゆるその応急仮説住宅につきましては、県の判断として、避難地域の応急救助の期間という部分について先程言った市町村の除染計画が進捗している、それから食品の安全性の確保といったものが保たれている、また、あとJ津波の避難者につきましては災害公営住宅の整備が終わっている。ということでございまして、そういった意味で、生活環境が整ったというふうに判断をいたしまして、内閣府の方に延長の協議という部分で延長する部分にしましては、それ以降の避難区域内の部分につきましては延長させていただくという形で、避難地域区域外についてはここで終了するという形で協議させていただき、それで同意をいただいております。県としましては、ご同意をいただいておりますので、県の考え方と国の考え方は同じだというふうに考えてございますので、その意味で災害救助法に基づく応急仮設住宅供与という部分についてはそのような形で整理をさせていただく。ただ、一方で、先ほどございました、まだ避難生活を続けるという方がいらっしゃるのも事実でございますので、そういった避難生活を続けられる方、当然、これであの福島県の方にご帰還される方もいらっしゃいますし、あと、もともと避難指示区域外の方については避難をしていらっしゃらない方も大勢いらっしゃいます。そういった方々、それぞれに対しての支援をするということが県の方針でございまして、そういう意味でその新たな支援策という形でお示しをさせていただいているということでございます。

草野:その軽はずみな判断で死ぬ人が出ちゃうってわかってますか?
(続く)