7/16オンライン交流会「原発事故避難の現在地とこれから」開催報告

7月16日オンライン交流会「原発事故避難の現在地とこれから」の開催ご報告です。
話題提供お二人+もう一人のお話は、記録動画youtubeで御覧いただけます。除本理史さん「福島原発事故賠償に関する中間指針等の見直しに関する提言」について、森松明希子さん「原発事故避難――私たちが望むこと」、浅田正文さん「東電株主代表訴訟による原発事故責任の追及」、ありがとうございました。https://youtu.be/MlaS-d9zfBw
交流会には、避難された方、避難されずに残った方、避難後戻った方のほか支援者も含め44名が参加。アンケートには、「話題提供後のBORで、避難者同士が声を聞きあう時間を持ててよかった」「離れたところにいても同じ気持ちで生きている仲間と繋がっていることが心の支え」「これからも励まし合っていきたい」という声が多く寄せられました。 ほかに「今後の健康被害の聞き取りなども実施してはどうか」、「被曝はいやだ!と言葉に出すことが大事」、「福島や避難者の現状を定期的に全国へ発信する機会が必要」、「私たちは人としてどの未来に生きていきたいかをつなぎ直す大事な機会になることがイメージでき希望を感じる」という回答もありました。
原発事故から10年以上たち、福島県内からの避難者、県外からの避難者共に語りにくさを抱え、自己確認が難しくなっている現状があります。「避難者」が「避難者」として存在し続けることが許容されにくくなってきたと感じられる今、この会だから出来る役割が求められています。私たち原発避難者が孤立することなくつながりあい、細く長く発信し続けることに意義があると感じます。

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