2020年5月27日「原発事故避難者緊急アンケート調査」記者会見の報告

2020年5月27日(水)午後2時より、北海道・新潟・東京の3地点同時開催で「新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査」に関する記者会見を行いました。

【札幌会場】
 NHK、北海道新聞、毎日新聞、朝日新聞、共同通信、苫小牧民報が参加。 「避難の権利」を求める全国避難者の会 中手聖一共同代表が挨拶。 同役員 鈴木哉美よりアンケート実施の趣旨と概要の説明。 プレスリリース文のコピーとアンケート用紙の縮小印刷を配布。 同事務局長 宍戸俊則、ひだんれん 地脇さんから補足説明。
 <当会から>
 当会の会員数は約70名、北海道の避難者数は現在約1500人。当アンケートは、避難の共同センター代表らが首都圏中心に「新型コロナ対応緊急アクション」で活動する中に原発事故避難者の存在があったことから既存の団体に所属しない方達にネットによってアプローチできることを期待し、調査に至りました。
 緊急対応が必要なアンケート内容については、避難の共同センターが早急に対応します。当アンケート結果を活用し、現在の原発事故避難者に必要な施策の提案等ができることを期待します。

当日夜NHK北海道ニュースで放映

【福島】(ひだんれん事務局より)
 共産党県議の神山悦子議員と大橋沙織議員も同席し、 メディアは、民の声新聞、福島民報、福島民友、河北新報、共同通信、時事通信(2名)、朝日新聞、読売新聞、TUFでした。
 TUFの木田さんがハンドカメラで録画していて、明日の昼11:30頃に、他の重大ニュースがなければ放送になるかもしれないとのことでした。
  生活拠点課と避難者支援課の各1名がひだんれんのfacebookで知ったと、チェックに入室しました。
県は前回「これ以上海を汚すな!市民会議」の知事申し入れの時も、同じ時間帯にコロナ関係の記者会見をぶつけてきましたが、今回も県の配布マスクについての記者会見を同じ時間帯にぶつけてきました。それでも記者は多かったのですが、NHKは来ませんでした。
 福島会場に関する報道
 「民の声新聞」【原発避難者から住まいを奪うな】2020/5/28号
 テレビユー福島【原発事故避難者の生活実態を調査 】2020/05/28

原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)による福島県庁での記者会見
福島民友
福島民報

【東京】(村田さんより)
 東京の取材参加は、東京新聞、新潟日報、赤旗、週刊MDSの4社。NHKをはじめ、大手マスコミは来ませんでした。新潟日報の記者がかなり丁寧に取材し、アンケート集計結果も伝えたいと言っていました。こちらの参加は瀬戸さん、熊本さん、村田、山本ひとみさん、矢野理恵子さんでした。

衆議院第二議員会館での記者会見 (避難の協同センターとひだんれん)
衆議院第二議員会館での記者会見(避難の協同センターとひだんれん)