当会の名称が変わりました 「避難の権利」を求める原発避難者の会(REVoN)

2025年9月1日より、当会の名称が変わりました。

(旧名称)「避難の権利」を求める全国避難者の会
(新名称)「避難の権利」を求める原発避難者の会
(英語名) Right to Evacuate – Voices of the Nuclear Victims
(略 称) REVoN (読み方はレボン)

当会は、2015年10月に発足しました。
当時は「避難者」と言えば、2011年の東京電力福島原発事故による避難者を指すものでした。
しかし、原発事故からもうすぐ15年になろうとする今、原発事故のことを知らない世代も増え、また各地で次々発生する災害によって避難を余儀なくされる方々も生まれています。
会の発足から10年を迎えるにあたり、「全国」に散らばった原発事故避難者に変わりはないのですが、原発事故による核被害であることを明確にするため、「原発避難者」の会と名称変更いたします。

また、今年10月に広島で開催される世界核被害者フォーラムに参加するにあたり、会の英語名称と略称も決めました。

原発事故による被害は核被害であり、無用な被ばくを避け、安心できる生活を送る権利は人権の問題でもあります。

私たちは、生命と幸福を守るため、安全な暮らしと、希望に応じた避難、そして長期的な健康調査と支援を「避難の権利」として国に求めています。
これからも、政府交渉や情報発信、交流会などを通じ、事故の記憶を風化させず、当事者同士が支え合い、行動を生み出すことを目指して参ります。