2016年11月8日 4団体 政府交渉記録 その24

(承前)
鴨下: その結果を内閣府は信用している、欠陥調査の内容を、信用している。そもそも順番がおかしい。あとから調べているのもおかしいですけれども、さらにその調査のやりかたにはプライバシーにまったく配慮しない、知り合いのナンバーを送ったうえで個人の収入まで書かせる内容で、これではまともな回答、まともな調査ができるわけがありません。やはり、しっかり調査をしなおしてから、それから、今後どうするかというのを決めなければいけない。来年3月の打ち切りはどう考えても拙速だと思います。

司会:どうでしょう。合意が行われた後に調査が行われた、順番が違うというご指摘がありましたけれども。

福島県新妻:合意といいますか、その合意のものにつきましては確かに29年6月に 27年の6月、昨年の6月に発表させていただいている、その場合はさらに29年3月までという形で発表させていただいています、その間に皆様の状況を確認させていただくということでさせていただいています。欠陥のある調査という分がございましたが、そういった調査を補う意味で、今、個別訪問させていただいて、直接お伺いしてお話・・・

鴨下:やり方がおかしい。個別訪問が高圧的でダメだって言っているんですよ。調査の目的は何でしょうね。

福島県新妻:高圧的な調査がなされているというご指摘がございましたので、そういったものは    我々としては本意ではございませんので充分反省させていただいて、調査の仕方、訪問の仕方を改めさせていただいて・・・

鴨下:今頃調べるんものなんですか。順番もタイミングもおかしい。

福島県新妻:我々としては、今まで個別訪問については2回実施させていただいて、先ほどまだ一度もお会いしていないという方がいらっしゃったのは大変申し訳ないんですが、それぞれの方の今後の生活設計の上での問題点、課題の部分を把握しながらご支援をさせていただくということで・・
(続く)